学会体験記「第55回米国胸部外科学会に参加して」

長崎大学病院心臓血管外科 専攻医 田倉 雅之

 この度、長崎大学心臓血管外科専門医育成基金のご援助をいただき、2019年1月27日から1月29日までアメリカ・サンディエゴにて開催された第55回米国胸部外科学会(STS)に参加させていただきました。当科からは三浦崇講師が感染性心内膜炎についてポスター発表を致しました。

 本学会はアメリカのみならず、世界中の国から多くの医師が参加する非常に大規模な学会です。日本人医師による発表も多数あり、素晴らしい舞台での先生方の姿をみて、今後の目標としたいと大変刺激を受けました。多くのセッションに参加しましたが、とりわけ感じたのはプレゼンテーション能力の高さで、引き込まれるような発表は今後の参考となりました。


 学会期間中は他大学の先生方と意見を交わす機会もあり、3年目の修練医に関わらず国際学会に参加できることがどれほど恵まれているか実感しました。

 このような貴重な経験が出来たのも皆様方のご寄付のお陰です。また、忙しい業務の中、快く国際学会参加を許可してくださった江石教授を始め先生方には感謝に耐えません。この貴重な経験を日々の診療に活かせるよう邁進してまいります。この場を借りて心より感謝申し上げます。


寄附をする


ホームへ戻る